6月23日、熊本県立南稜高校(あさぎり町)で流域治水と雨庭に関する授業を行いました。 九州大学から講師の田浦研究員をお呼びし、授業のはじめに流域治水の説明をしていただきました。
次に、高校の敷地内の様々な場所で浸透能(土にどれだけ水が浸み込むか)を測りました。
浸透能はダブルリング法という、金属製のリングを土に埋め込み、そこに水を入れて測る方法で計測しました。こちらが、実際に南稜高校内で浸透試験をしている様子です。リングの内側の水位を定規を使って読み上げて、30秒ごとに記録しています。
浸透能を測った後は教室に戻り、浸透試験の結果をまとめて全員で確認しました。グラウンドでは浸透能が低いこと、畑や林では浸透能が高いことがわかりました。地面の質によって浸透能が変化することに、生徒たちは驚いていました。
今後は、この結果をもとに高校の敷地内のどこに雨庭をつくるかを話し合う予定です。
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