6月29日に、広さ2㎡(2m×1m)・深さ20cmほどの小さな雨庭を個人宅に手作りしました。
雨庭とは、屋根などに降った雨水を貯留・浸透させるものです。屋根に降った雨は普通、樋をつたって下水管に流れ、さらに川に流れていきます。雨庭で浸透させることで、川に水が一気に流れ込むのを抑えてくれます。
雨庭を造る前のお庭の写真がこちらです。
そして、雨庭を掘った後がこちら。
白い石を置いてあるところは、雨樋から雨庭に水を流し入れるための水路です。
また、雨庭の底には腐葉土を混ぜてふかふかにしています。これは、土の持つ浸透力の維持と、この後に植物を植えることを考えて行いました。
今回つくった雨庭は、以下のような手順でつくりました。
腐葉土や石材の購入
排水溝に向いていた雨樋を雨庭の水路の方向に付け替える
水路づくり
くわやスコップで雨庭を掘る
腐葉土を混ぜて土壌改良する
1~5までで約3時間で完成しました。ただし、買い物に1時間ほどかかっており、実際の作業(手順2~5)自体は2時間程度です。腐葉土や石材はホームセンターで6000円ほどでした。
この雨庭は、横の屋根(約17m²)からやってくる水のうち約40%を浸透・貯留させる計算で作りました。実際にはどのくらい水を吸収してくれるのか。今からとても楽しみです。
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